「アートメイクしたいけど痛みが苦手…」
「アートメイクした先輩が痛いって言ってたけど、実際どうなんだろう?」
アートメイクを検討しているけれど“アートメイクの痛み“に対して不安を感じている方も多いと思います。
そこで、この記事では眉やアイライン、リップなどアートメイクの痛みの原因と、誰でもできる痛みの対策を5つ解説していきます。
また、アートメイクの痛みの原因と対策だけでなく、以下についても解説します。
- アートメイクの痛みについての体験談
- おすすめのアートメイククリニック
- アートメイクの施術の流れ
- アートメイクによくある質問
この記事を最後まで読めば、アートメイクの痛みに関する心配は少なくなるでしょう。
Contents
アートメイクはどれくらい痛みがある?
ここではアートメイクでよく行われる部位である、眉・アイライン・リップの3箇所について、アートメイクの痛みについて解説していきます。
自分がアートメイクを行おうと思っている部位は、どの程度の痛みなのかを確認してみてください。
眉のアートメイクの痛み
眉のアートメイクは、アイラインやリップのアートメイクに比べて痛みが少ない部位です。
特に日常的に眉毛を抜く人は、眉の部分の痛みに慣れているので痛みを感じにくいとされています。
個人差はありますが、感覚として「5本ぐらいの眉毛を一気に抜かれる」ぐらいの痛みといわれています。
また、施術後は皮膚に傷がついている状態のため、少し赤く腫れることもありますが、痛みはほとんどありません。
眉のアートメイクに興味がある方はこちらも合わせてお読みください。

アイラインのアートメイクの痛み
アイラインのアートメイクは痛みを感じやすい部位です。
アイラインのアートメイクは目の近くを施術するので、施術中に痛みで患者が動いてしまうと、とても危険です。
そのため多くのクリニックでは点眼麻酔と塗布麻酔のふたつを使い、しっかりと痛みの対策がされています。
とはいえ「自分は痛みに弱いし、心配…」という方もいるでしょう。
そのような人は、効き目の強い局所麻酔を選べるクリニックを選ぶといいでしょう。
アイラインのアートメイクに興味がある方はこちらも合わせてお読みください。

リップのアートメイクの痛み
唇の皮は薄く、すぐ下が粘膜のため、リップのアートメイクも痛みが出やすいです。
そのため、塗布麻酔と注射麻酔の2種類を使い、痛みの対策をしています。
また、リップのアートメイクの施術後1週間は腫れが強く、たらこ唇のようになることがあります。
他のふたつの部位と比べて、ダウンタイムが長いことに注意が必要です。
眉はほとんど腫れることはないですが若干赤みが生じることがあります。
アイラインは泣いた翌日のように翌朝の腫れがピークの方がほとんどです。3日目にはほとんど腫れは退きます。
リップは当日〜翌々日が腫れます。

アートメイクの痛みについての口コミ
ここからは、Store select編集部が独自のWebアンケートによって集めた、アートメイクの痛みについての体験談を紹介します。
(まひるちゃん/25才/専業主婦/施術部位:アイライン)
(スー/27才/ネイリスト/施術部位:眉アートメイク)
(ココナッツ/25才/保育士/施術部位:眉アートメイク)
今回調査に協力してくれた方々は、痛みを感じなかった方もいれば、思っていたよりも痛みを感じる方がいました。
アートメイクの痛みには個人差があるので「絶対に痛みはありません」と言い切れませんが、痛みを軽減させるために事前にできることがあります。
次は痛みを和らげるための対策方法について解説していきます。
アートメイクの痛みの原因と5つの対策
アートメイクの痛みの原因は事前に知ることで対策し、痛みを減らしやすくなります。
アートメイクの痛みの原因は以下の5つが考えられます。
- アートメイクの痛みの原因:①麻酔が効きにくい・痛みに敏感な体質である
- アートメイクの痛みの原因:②当日の体調が優れない
- アートメイクの痛みの原因:③施術者の技術が不足している
- アートメイクの痛みの原因:④麻酔を置く時間が短い、または麻酔が切れた
- アートメイクの痛みの原因:⑤エステサロンで施術を受けた
それぞれの詳細と対策方法を解説してきます。
アートメイクの痛みの原因:①麻酔が効きにくい・痛みに敏感な体質
アートメイクの痛みの原因のひとつとしてその人の体質が挙げられます。
麻酔の効きやすさや痛みの耐性は個人差があります。
ですが、自分の麻酔が効きやすさや、痛みの強さはなかなか気づくことができません。
そこで、麻酔の強さが選べるクリニックを選ぶことがおすすめです。
例えば、今回おすすめのクリニックとして紹介している湘南美容クリニックでは、麻酔クリームと強力麻酔クリームの2種類を用意しているので安心です。
また痛みの感じ方は男女で異なり、男性の方が痛みに弱いとも言われています。
そのため、男性の場合はメンズアートメイクの実績あるクリニックに行くことをおすすめします。
男性に適した強さの麻酔で施術を受けられる可能性が高いですし、アートメイク自体も男性にあったデザインを作ってくれます。
メンズアートメイクに関する記事もありますので、気になる方は合わせてお読みください。
クリームタイプの麻酔を使用します。痛みはゼロにはなりませんが、かなり軽減します。
麻酔クリームを塗布してから施術開始、その後2回目の麻酔クリームを使用します。
痛みに弱い方は痛みを和らげる点滴、または沈静の点滴(寝ている間に終わります)のご用意もございます。
アートメイクの痛みの原因:②当日の体調が優れない
アートメイクの痛みの原因として当日の体調が優れないことが考えられます。
アートメイクは針で皮膚に傷を入れて色素を入れていきます。
睡眠不足だったり、体調がよくない状態でアートメイクの施術を受けると、体が弱っているので痛みを感じやすくなります。
対策として、前日は早く寝ることや、体調がすぐれない場合は無理はせず施術を延期することなどが挙げられます。
アートメイクの痛みの原因:③施術者の技術が不足している
アートメイクの痛みの原因として施術者の技術が不足していることが挙げられます。
アートメイクの手法には機械彫りと手彫りがあり、それぞれ特徴があります。
手彫り(3D/4D) | 機械彫り(1D/2D) | |
---|---|---|
痛み | ・多少あり | ・少ない ・強さを変更できるので、痛かった場合、弱くすることも可能 |
時間 | ・一本一本書いていくため 時間がかかる |
・一定のスピードで入れるため、 短時間で仕上がる |
仕上がり | ・自然な仕上がり | ・パウダーで書いたような仕上がり |
機械彫りは機械が一定の濃さで色を入れていきますが、手彫りの場合は施術者が毛の一本一本を書いていく必要があります。
そのため技術不足の施術者だと施術に時間がかかり、途中で麻酔が切れてしまう可能性があります。
アートメイクを受ける時、特に手彫りでアートメイクを受ける時は、実績があるクリニックで施術を受けましょう。
実績の例としてはクリニックの研修が充実していたり、施術者がアートメイクの大会で入賞していることがあります。
実績は公式ホームページなどで確認できるのでチェックしてみましょう。
アートメイクの痛みの原因:④麻酔を置く時間が短い、または麻酔が切れた
アートメイクの痛みの原因として、麻酔を置く時間が短い、または麻酔が切れた可能性が挙げられます。
アートメイクに使う麻酔は効くまでに20〜30分ほどかかります。
ですが、これはあくまで目安なので麻酔が効きにくい体質の人はそれ以上かかる可能性があります。
施術前に麻酔が効いているかの確認がありますが、少しでも違和感を感じたら麻酔を増やしてもらったり、麻酔が完全に効くまで待ってもらいましょう。
また、施術中に麻酔が切れてしまうこともあります。
施術中に痛みを感じたらすぐに施術者に言って、麻酔を足してもらいましょう。
アートメイクの痛みの原因:⑤エステサロンで施術を受けた
アートメイクの痛みの原因として、エステサロンでアートメイクを受けたことが考えられます。
エステサロンだと麻酔の扱いに慣れていなかったり、衛生管理がずさんなことがあり、痛みを感じる可能性が高く、安全性にも疑問が残ります。
一方、医療機関ならば麻酔の扱いに精通した医師や看護師がいるので、安心して施術を受けることができます。
アートメイクは必ず医療機関で受けるようにしましょう。
痛みが苦手な方におすすめのアートメイククリニック3選
ここまでアートメイクの痛みの原因と対策を解説してきました。
「原因と対策はわかったけど、痛みが対策できるクリニックって結局どこなの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは痛みが苦手な方におすすめのアートメイククリニックを紹介していきます。
はじめに紹介したクリニックを以下の点で比較してみました。
- 施術可能箇所
- 料金(眉)
- 麻酔の種類
- カウンセリング
湘南美容クリニック | 銀座よしえクリニック | Juno women’ beauty 渋谷宮益坂院 | |
---|---|---|---|
施術可能箇所 | 眉・髪の生え際・頭皮 | 眉・アイライン・リップ・ホクロ | 眉・アイライン |
料金(眉) | 89,620円 | 100,000円 | 120,000円 |
麻酔の種類 | 麻酔クリーム or強力麻酔クリーム |
麻酔クリーム orm局所麻酔 |
表面麻酔 |
カウンセリング | 無料 | 当日に施術する 場合に限り無料 |
当日に施術する 場合に限り無料 |
詳しく紹介していきます。
湘南美容クリニック
湘南美容クリニックの医師はアートメイクスクール「ロダムアートメイクアカデミー」の教育プログラムを修了しています。
その高い技術を持った医師のもと、トレーニングを受けた看護師がアートメイクを行うので、安心して施術を受けられます。
麻酔の強さも麻酔クリームと強力麻酔クリームの2つから選ぶことができます。
また、湘南美容クリニックではメンズアートメイクも数多く行なっており、男女どちらにもおすすめのクリニックです。
施術可能箇所 | 眉・髪の生え際・頭皮 |
---|---|
料金 | 2Dストローク パウダーアイブロウ※マシン彫り:89,620円
3Dストローク マイクロブレーディング※手彫りのみ:89,620円 4Dストロークパウダー + マイクロブレーディング※手彫り+マシン彫り:120,180円 |
カウンセリング | 無料 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 不定休 |
住所 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F 他 |
銀座よしえクリニック
銀座よしえクリニックは年間1,200人が施術を受ける人気アートメイククリニックです。
その人気の理由のひとつとして、高い技術力があります。
銀座よしえクリニックの医師・看護師は定期的に勉強会に参加し、より良い施術のために常に努力をしています。
また、銀座よしえクリニックは痛みを抑えるために、麻酔クリームと局所麻酔を使用しています。
そのため、少ない痛みで施術を受けることができます。
施術可能箇所 | 眉・アイライン・リップ・ホクロ |
---|---|
料金 |
【表参道院・銀座院・品川院】3D眉 2回:120,000円
【表参道院・銀座院・品川院】3D眉尻のみ 2回:80,000円 眉 2回(全ての院):100,000円 |
カウンセリング | 当日に施術する場合に限り無料 |
営業時間 | 平日 11:00-14:00/15:00-20:00
土・日・祝 11:00-18:00 |
定休日 | 不定休 |
住所 | 東京都中央区銀座6-9-8 銀座UKビル4・8F 他 |
Juno women' beauty 渋谷宮益坂院
Juno women' beauty 渋谷宮益坂院は2019年9月にオープンした新しいクリニックです。
院長の下平先生は以前に皮膚科美容皮膚科院長を勤め、アートメイクの国際大会にも出場しています。
このような高い実績を持つ先生のもとで施術を受けられるので安心です。
また施術前に麻酔が効いているかしっかりと確認してくれるので、痛みの心配も少ないです。
一度アートメイクの痛みについて相談をしてみてはいかがでしょうか。
以下の動画では施術中の痛みについても解説しているので、参考にしてみてください。施術可能範囲 | 眉/アイライン(上)/リップ/ホクロ |
---|---|
料金体系(眉) | ★眉(アイブロー) ・モニター1回:32,500円 ・1回:65,000円 ・2回:120,000円 ・リタッチ:30,000円 ★アイライン(上) ・1回:35,000円 ・2回:60,000円 ★リップメイク ・1回:80,000円 ・2回:130,000円 ★ホクロ ・モニター:1ヶ所9,800円/2ヶ所14,800円(顔のみ 1ヶ所につき3ミリ以下) |
カウンセリング | 初診料¥3,000(税別) |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 水曜日・年末年始 |
住所 | 東京都渋谷区渋谷1-8-3 TOC第1ビル3階 |
アートメイクの施術の流れ
ここまで、痛みが苦手な方におすすめのアートメイククリニックを紹介しました。
ここからはJuno women’ beauty 渋谷宮益坂院を参考にアートメイクの施術の流れを見ていきます。
受付をすると、カウンセリングシートと同意書が渡されます。
カウンセリングシートには、希望する施術部位やデザインのイメージ、当日の体調などを記入します。
同意書はアートメイクを受ける時の注意点が書かれています。
後で知らなかった、ということがないように隅々まで読んでから提出しましょう。
カウンセリングでは先ほど書いたカウンセリングシートと同意書の内容を確認していきます。
またカウンセリングは痛みについて相談できる、絶好の機会です。
不安なことがあればどんどん質問しましょう。
経験豊富なスタッフがしっかりと説明してくれるので安心して施術を受けられます。
この段階で麻酔を塗っていきます。
使用する麻酔の種類は施術部位によって異なります。
以下はアートメイクで使用する麻酔の一例です。
眉…塗布麻酔
アイライン…塗布麻酔と点眼麻酔
リップ…塗布麻酔と注射麻酔
20〜30分ほど時間を置き、麻酔が効いたことを確認して施術を開始します。
アートメイクの施術では、写真のような細い針で色素を入れていきます。
麻酔が効いているのでほとんど痛みはないですが、施術が進むにつれて痛みを感じることもあります。
痛みを感じたら、我慢せずにすぐに申告しましょう。
麻酔を足してくれたり、麻酔の強さを上げてくれるはずです。
施術後はアイシングをして終了です。
来院から施術終了まで、眉のアートメイクで約1時間半から2時間ほどかかりました。
施術後は多少の腫れがありますが、数日で収まります。*腫れが治らなかったり悪化した場合はすぐにクリニックに相談しましょう。
↑施術直後の写真
色落ちを考えて色が入れられているため、施術後は色がかなり濃い状態です。
↑施術後1週間頃の写真
ですが、施術後3日ほどすると施術部からかさぶたがはがれ、施術後1週間ほどで自然な色合いになります。
また、過度に色素が落ちるのを防ぐために、施術後1週間は以下の場所に行くことが制限されます。
- プール
- サウナ
- 海水浴
- エステ
- 長湯
- エクステ
- まつ毛パーマ
これ以外にも過度な運動や長時間水に浸かるのも色落ちにつながるので避けてください。
アートメイクによくある質問
ここからはアートメイクによくある疑問に答えていきます。
事前にアートメイクについての知識をつけることで、アートメイクで後悔する可能性を減らせるはずです。
アートメイクを消したい時は?
アートメイクが想像とは違う仕上がりになってしまい、消したい時は、コンシーラーなどで隠す方法や、アートメイク除去の施術を受ける方法があります。
アートメイク除去には主にレーザー除去が使用されています。
レーザー除去には費用もかかりますし、毛が生えなくなる可能性があるなどのリスクがあります。
アートメイク除去を受けなくていいようにデザインは事前によく考え、施術者としっかり共有しておくようにしましょう。
レーザー除去に関しては以下の記事で詳しく書いているのでぜひ参考にしてみてください。

アートメイクはどれくらい持続する?
眉のアートメイクの場合、個人差はあるものの女性は2〜3年、男性は1~2年ほど持続します。
男性の方がアートメイクの持続期間が短い理由は、皮脂の分泌が女性よりも活発なためと言われています。
また性別に関わらず、体質や生活習慣などによってアートメイクの持続期間が変わることがあります。
以下の方は持続期間が短くなる可能性があるので注意しましょう。
- 油性肌
- よく汗をかく方
- エステやピーリングを定期的に行う方
- ターンオーバーを促す化粧品を使用している方
アートメイクをするとMRIが受けられない?
結論からいうと、アートメイクをしていてもMRIは受けられます。
ですが、色素に含まれる金属成分がMRI検査で反応してしまい、やけどを起こしたり、検査が正しい結果が出ない恐れがあります。
また、アートメイクで使用する色素の中でも、FDA(アメリカ食品医薬品局)の基準をクリアした色素は、鉄の含有量が少ないのでMRI検査も問題なく受けられます。
気になる方は、カウンセリングの際にMRIが受けられる色素を使用しているか尋ねてみましょう。

アートメイクの痛みの原因と対処法まとめ
アートメイクの痛みは施術部位によって異なりました。
- 皮膚が厚いので、他の部位と比べ比較的に痛みが少ない
- 塗布麻酔を使用することが多い
- 施術後の腫れは少ない
- アイラインは目に近く、その上皮膚が薄いので痛みを感じやすい
- 点眼麻酔と塗布麻酔を使用することが多い。人によっては局所麻酔を使用する
- 個人差はあるが、施術後当日と翌日は泣いた後のように腫れる
- 皮膚が薄く、すぐ下が粘膜なので痛みを感じやすい
- 塗布麻酔と注射麻酔を使用する
- ダウンタイムが長く、1週間ほどタラコ唇になる
アートメイクの痛みの原因は5つあり、どれも対策法がありました。
- アートメイクの痛みの原因:①体質→麻酔を強いものに変えてもらう。カウンセリングの際に相談する。
- アートメイクの痛みの原因:②当日の体調が優れない→前日は早く寝る。体調が悪い場合は無理せず、施術を延期する。
- アートメイクの痛みの原因:③施術者の技術が不足している→実績のあるアートメイククリニックで施術を受ける。
- アートメイクの痛みの原因:④麻酔を置く時間が短い、または麻酔が切れた→違和感を感じたらすぐに申告する。必ず、医療機関で施術を受ける。
- アートメイクの痛みの原因:⑤エステサロンで施術を受けた→医療機関で施術を受ける
アートメイクをすると、メイクにかかる時間を短縮できたり、メイクが落ちるのを気にせず過ごせるなどいいことばかりです。
アートメイクの痛みを怖がらず、ぜひアートメイクにチャレンジしてみてください。